契約交渉術

契約交渉では構想と準備が大事です。具体的な内容は、交渉ゴールの設定、交渉チームの設定、交渉手段の設定、交渉スケジュールの設定、契約書ドラフトをどうするかの検討、己を知ること、そして相手を知ることです。

契約書ドラフト作成者への敬意を示しましょう。契約書の権利義務に直結しない枝葉末節の趣味的な変更提案を大量にすることは避けるべきです。また、相手がそうしてきたときのかわし方も考えます。

契約交渉全体の流れを確認します。実際の契約協議は、当初描いたプロセス通りに行われるとは限りません。しかし、現在位置を把握して、今後の進行を予測しつつ、スケジュールを意識した契約交渉を進めていくことが望ましいです。