秘密保持契約の締結までの流れ

秘密保持契約の交渉、締結まで
どてらいさん
どてらいさん

秘密保持契約の締結までの流れを教えてください。
いつ何をやったらいいのかな。

すぎやん
すぎやん

ステップ毎にポイントを説明しますね。

秘密保持契約の提案から締結までの流れを表にして説明しています。

もちろんケースバイケースでこの表と異なることはありますが、大きな流れはご理解できると思います。

下の表では、秘密保持契約のドラフトの提案から契約締結までのステップを記載しています。
当事者は2者で、紙の契約書を記名押印形式で締結することが前提になっています。

ステップポイント
契約ドラフトの提案どちらの当事者からドラフトを提案するか、両者が協議して決める。
できればドラフトを提案する方になりたい。
どこから契約書のドラフトを探してくるか。
ドラフトはMS-WORDで作成し、メール添付のかたちで送付することが望ましい。
契約ドラフトの内容検討提案されたドラフトや相手から出てきた修正案の内容を検討する。
必要に応じて修正案を提案する。
契約内容の交渉契約書の中で、合意した条項と合意していない条項を区分して、交渉対象となる条項を絞り込む。
メールのやり取りで交渉したり、テレビ会議や実際の面談で交渉したりする。
契約内容の合意両社の落としどころが見つかり、契約書の最終確定版を合意する。
必要に応じて、夫々社内の契約締結決裁を取得する。
最終版契約書の作成最終合意した契約書(清書版)を2部作成し、製本する。
ドラフトを提案した側が清書を作成することが多いが、ケースバイケース。
押印清書版2部に押印して、相手方に送付する。
相手方はその2部に押印して、そのうち1部を返送する。
契約書原本を各々1部保管両者記名押印した契約書が完成。
各当事者が契約書を適正に保管する。  

秘密保持契約はスピード勝負です。積極的にプロセスを回してさっさと締結してしまいましょう。

そんなに難しいものではありません。各ステップについて少し掘り下げた記事を別途掲載します。

どてらいさん
どてらいさん

大体わかったよ。その記事を楽しみにしてるよ。

すぎやん事務所
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行政書士すぎやん事務所では、契約書作成業務のアフターサービスとして、交渉途中の相談対応も行っております。ホームページをご覧ください。